映画ナナシス観てきました 感想
みなさまこんにちは。5億年ぶりにブログを書いてみました。理由としては先日観たナナシスの映画についておしゃべりしたかったからです。
内容
・支配人という立ち位置
・六咲コニーの存在
・敵の描写
・映画の方向性
・総評
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- 「支配人」という立ち位置
ゲームではプレイヤーが支配人という立場でアイドル達と触れ合っているのでアニメでどう表現するのかと思ってたけど、ストーリーから省く事で済ませるっていうのは正直驚いた。
パンフレットに書いてある茂木氏のインタビューを読むとコニーに喋らせたかったと言ってるのでそのセッティングの為にも排除したんだろうけど、ちょっとは支配人が力になってる描写欲しかったよねって感じるのは自分だけなのかな。
というか、本編内の経過時間って2〜3週間くらいだと思うけどお前はいつまで出張行ってるんじゃ。
- 六咲コニーの存在
六咲コニーがナナスタにとってどんな存在なのかを理解する為の映画だったと言っても過言では無いと感じた。
ナナシス時系列のそこそこ初期にこの出来事があったと考えればその後のスリーセブンメンバーが六咲コニーを慕う理由もより理解出来る。
- "敵"の描写
これについては少し残念だったかな。
アプリ内のノベルを読んでる体感時間と映画77分では全然違うのに同じノリで敵を描写しても敵に分厚さが出る前に映画終わっちゃうんだよね。だから敵がすごい小物っぽく感じた。アイドルに対する憎しみの描写が足りないんだわ。
というか、推しアイドルグループが解散してアンチアイドルになるやつってもう九条ウメでやったやんけ。
- 映画の方向性
パンフレットの茂木氏のインタビューで「コンセプトはどう作った?」って訊かれて「ナナシスのファンにもナナシスを知らない人にも楽しんでもらうこと」って答えてるけど違うんじゃ……って思った。
7年やってるゲームの映画に今更新規を呼ぶのはキツい。ファンと新規の人両方をターゲットにするより、ファンだけに的を絞ってもっと突っ込んだ内容を個人的には求めてたから物足りなさはあった。せっかく映画だしもうちょっと、もうちょっとだけ捻った話が観たかったかな。ナナシスを表現はしてるけど、心を動かすとまではならなかった感じ。AXiSとかの話読んじゃったからもう足りないのかも知れない。
ただ、
壁にぶつかる
→アイドルなんでやってるんだろうって考える
→光
→茂木特有のビターエンド
っていう内容で終始ナナシスなのは変わらないし、大筋として求めてるものだったから良かったと思います。
総評
個人的には60点の映画だと思って観に行ったら80点だったって感じでした。
劇中の挿入歌もライブシーンだけでなく上手く場面転換で使ってたりして楽しかった。
アプリ内エピソードが良いだけに比べてしまうとやっぱりアレだけど、十分面白かったです。
あと、序盤ソファーで寝てるモモカと柔軟をしてるスースがエロかったので円盤を買う予定です。
これからナナシスは終わりに向けて動いていくだろうけど最後まで見届けたいと思います。
変な悪あがきしないで終わる時は綺麗に終わってくれ。
では今回はこの辺で。
終わり